2016/08/28

アクリルと油彩の併用技法はいいぞ

最近、アクリル絵具油彩絵具の両方を使って描くようになりました。アクリル絵具で一通り描いた後、油彩絵具で色を整えたり形を編集したりするのです。

アクリル絵具と油彩絵具はよく似ているから、どちらか一方だけでも同じ絵が描けるはずです。ですが、両方の良い所を使えば理想の最善。良い所というのは⋯
  • アクリル絵具:すぐに乾く → 速く描ける
  • 油彩絵具:すぐに乾かない → ボカシやグラデーションが自在
以前から、「自分はアクリル絵具と油彩絵具のどちらを使うべきか」などと迷ったりして、いろいろやってはいました。しかし、両方を使えばいいなんて考えなかったですね。
私にとっては画期的であったのですが、両方を使うというのは一般的であって、この技法を使っていらっしゃる画家は結構いらっしゃるようです。下描きに鉛筆を使ってもわざわざその事を言わないのと同じで、「油彩画」の一言で押し通している方が多いから、あまり知られていないのではないでしょうか。

蛇足:乾いたアクリル絵具の上に油彩絵具を塗るのはまったく問題ありませんが、反対に、油彩絵具の上にアクリル絵具を塗るのは禁止です。剥がれ落ちる可能性があります。もちろん、チューブから出したばかりのアクリル絵具と油彩絵具は混ぜられません。

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